…そんな子。

〜仕事を終えた、帰宅途中の夜道にて。〜


ラブラブの高校生カップルと遭遇。(うわー)

しかしながら、私は…
早く自宅に着きたい。休みたい。寝たい。
という思いが強かったせいか
「けっ」とか「ちっ。(舌打ちしつつ)」等という醜い感情は、
全く浮かびませんでした。(さ、悟り!)

えぇ。逆に、気を使う作戦に出ましたよ?(作戦て!)


辺りが暗いことをいいことに、思いっきり二人の世界。

そこを敢えて、そのまま気づかれないように
後ろをずっとついて行く私。(わー)

ややや。ほ、ほら…方向が、ね?
ちょっと、同じだったんだ…よ?
ままま、まって。待って!
私…そこまで悪趣味じゃないったら!!(必死になればなるほど怪しさ倍増)


うん。まぁ、そんな感じで…
結局、あまりにとろい歩き方に合わせていては
私の帰宅時間が、ますます遅れるわ!

ということで、やっぱり抜こう。と思い直し…
た直後に、勢いよく振り向く彼女。

ビクッ!


何も悪いことをしてないのに、つい飛び上がってしまいました。
私だけが。