歌舞伎

えーっと。あの…本日、生まれて初めて歌舞伎を観に行きました。(そう、この私が!私が!)

アレです。

先日、某熟女様から
「仕事で、どーしても行けなさそうなの。よかったら代わりに行ってくれない?」と声をかけていただきまして。
とっさに、「うわ。歌舞伎!高そう…(値段も敷居も)」とか思ったんですが、その…顔色が変わった私を瞬時に察知した熟女様が
「いやーねー。もちろん、タダであげるわよ。Shangziさんなら一人でも平気でしょ?」と。


うん。とりあえず、その…『一人でも平気』っていう言葉が意味するものは、どれなんだろう?なんて、細かいところを気にしつつ…(刺々しいわよ?わ・た・し!)

  • 近くにいた親友が他県に嫁いでしまったため、一人で行動することは当たり前になっている⇒同情するからチケットはタダで
  • 街ゆくカップルを一人で眺めるのに慣れてしまった⇒悟りという名の老い
  • 年より老けて見えるから、マダムだらけの場所でも直ぐに馴染めるはず⇒周囲からしても、違和感ないよ?

っていうあたりか。(勝手に想像して、一人で凹む)
…まぁ。でも、正にそのとおりですよね☆(眩しい笑顔で)


で。で。
開き直って、「いやー。つい先日、B'zのLIVEで福井へ行ってきたところなんですよー」と言ってみたら、ちょっと引かれた。
ややや。確かに、福井(厳密には、JR武生駅)までは一人で行ったけど…現地で姉と合流したし!
あと…全国各地を回るFANに比べれば、私なんて…ねぇ?(そう。上には上がいるんですよ?)等という言葉を心の中で叫びつつ、そのまま素直にチケットを受け取りました。
えぇ。今後も…私に好奇の眼差しを向けてくださって構いません。(投げやり)



あ。で、ですよ。
受け取ったチケットは…なんと!
一等席!!(つまり、三区分のうち一番高い)


わー。わー。



会場へ向かうと、着物レディーが「三階席なんですけど…」とか言ってる傍(盗み聞き)で、私のものは…と会場の掲示板(座席表)で確かめたところ、一階席の通路側でした。更にドキドキ。

座ってみたら、想像通りマダム率が高かったです。(もちろん、それ以外の方々もおられましたが)
で、開演前のFAN(推定70歳の女性)の口から発せられた、「海老様が〜」等という会話をこれまた小耳に挟みつつ、自分が本当に十一代目市川海老蔵襲名披露公演に来たんだなぁ。と、しみじみ感じました。

っていうか、海老様て!(VS ヨン様?)


とりあえず、時折…周囲と同じ箇所で笑えたりしたのがステータスの一歩だと思いました。
「あれ?ここ…笑うトコじゃゃないの?」と、一人で妙なところに笑いの要素を感じたり、素で真顔(真剣に集中して聞かないと、ストーリーについていけない)の時に、周囲がどっと笑ったりしていたのは…紛れもない事実です。