性格なんて勝手につくりあげられません。

補佐「ところで、ホントに彼氏いないのか?」
私「…はい。(またこの質問かよ)」

補佐「えー?嘘だろー?」
私「いや〜、ホントにいないんです」(半笑いで)

補佐「…寂しいな」(ぼそっ)
私「(うっわー。)あー、まぁ…」(言葉を濁しつつ)


補佐「・・・実は、興味ないとか?」(目をそらしつつ)
私「えー?いやいや、ありますって!」

どこまで、そう…私を変わり者の目で見るのか。(あ、いや…慣れてますけど)


補佐「あ。藤木直人そっくりのヤツ、知り合いにいるぞ?」
私「えー、ホントですかぁ?」(嘘うそ、んなわけないね。どうせ、似てないに決まってる)

補佐「うん。なぁ?こないだ来たとき、見ただろ?」
後輩「はい。そうなんですよ!ホントにそっくりなんですよー!」

私「えー!ホントに〜?」(前のめりで)


補佐「あー、でも…性格が問題というか。どうしようもないくらい、ちゃらんぽらんだけどな」
私「あー。じゃぁ、いいです」(手のひらを返したように)
 
うん。とっさに、斉藤和義さんの『君の顔が好きだ』っていう歌の、例のフレーズが頭に浮かんだんですが…
そりゃー無理だ。
っていうか、ないね。ないない。興味ない。却下。(うん。私…何様?)




えぇ。とりあえず…私も大人になりました。(色んな意味で)