柄にもなく

私は、体内の膿を頬をつたう液体に変えることができる。
私は、疲れた後に軽くなった心のまま休むことができる。


もしかしたら、これは…物凄い魔法なんじゃないか。って、自分で自分に驚いたりして。
いつの間にか、肝心なときに人に甘えられなくなっている自分にも気づいたりして。


それでも、まだ人の優しさを素直に感謝できる度量はあるみたい。

ありがとう。ありがとう。

とりあえず、私は元気です。