4km/hの気持ち
先日の夕方、私が外に出たときは…ちょうど小雨が降っていた。
いつもだったら意地でもバス!しちゃうんだけど。
なぜだか今日は、ちょっと途中まで歩いてみよう。と思った。
雨が降っている薄暗い空の下、僅かに感じる肌寒さは逆に心地よくて。
普段、ただボーッと乗っているだけの道のりが、自分の足で歩くと小さな冒険の連続だった。
「えーっと。こっちで曲がるんだよね?」
「あれ?こーいうのあったっけ?」
いつの間にか、さっきまでの肌寒さが消えていた。
そして、1kmくらい歩いた頃…急に雨脚が強くなってきた。(えー)
そう、豪雨!(お約束すぎる展開)
あー。もう、歩くのを止めようかなぁ。
当初考えていた「途中からバスに乗ろう」という、ほぼ決定事項であったはずの案が、気づけば…このまま歩くか、バスに乗るか。の二択になっていた。
うん。ここまできたら歩く!今日は歩いていっちゃうよ?
断固たる決意で、更に歩きはじめたものの…目的地まであと500mとかいうところから急に足の疲れを感じるようになった。(イェス!日頃の運動不足☆)
急に落ちる歩行ペース。
相変わらずの強い雨。
傘を差していてもパンツの裾は大いに濡れ、ふと…
自分で決めたこととはいえ、「なんで私…こんな思いまでして歩かないとイケナイのよ?」「バス代なんて安いものじゃない?」なんていう思いに駆られた。バカだなぁ。
まぁ。結局、そのまま目的地まで歩いて行ったけれども。(達・成・感)
そして…あれから2日間もの時が流れた。
けれど、驚くことに私の身体には未だ異変が感じられない。
そう。あの…老いゆえ、忘れた頃にやってくる筋肉痛が、ね?(わー)
よし、まだまだイケル!
って、たかが2kmで何を大げさな。(デスヨネー)